豊岡演劇祭続報『演劇の町』9/20まで!

こんにちは、さららです🐔

フリンジプログラム『演劇の町』で制作された冊子の販売がまもなく終了します!
〈配送〉9/26㈰まで注文受付
〈豊岡市内の店舗販売〉9/20(月・祝)まで🏃💨

▼フリンジってなんだ?という人はこちら
フリンジって、何?

 

『演劇の町』とは……

今はもう無い《建物》や《場所》について、豊岡市在住の方にインタビューを行い、
それを書き起こしたテキストを編集して、手書きの地図・スケッチと共に一冊の本にした作品です。

実際にお話された方の言葉がそのまま文章になっているんですね!!
方言や言い回しもそのままなので、現代口語演劇のセリフのよう……

▼現代口語演劇ってなんだ?という人はこちら
【そもそも論】演劇って何?①

作ったのは……
手掛けたのは、アーティスト・俳優・体メンテナンス体操の主宰である高山玲子さん。
お客さんがただ作品を椅子に座って鑑賞する、のではなく
お客さんからも作品に働きかけたら何が起こるんだろう。
”今ここで起きている出来事”をもっと「一緒に」感じられないか、
ということを作品制作を通して模索されています。

 

私も実際に販売店舗の1つであるカフェ、とど兵さんへ行って購入してきました!✨
(4時間以内の外出は許可されています。)
素敵な紙の袋に入れていただいたので、そおっと開封。
本を入れる紙袋のさわり心地や音の感じって、なんであんなにイイんでしょうねえ……
買ってから読み始めるまでの間に、本がすごく大事なものになった気がするんですよね。

もとい!ページをめくると、最初に豊岡市全域図があり、
その次に目次と「本書の鑑賞の仕方」が書いてありました。

本書の鑑賞の仕方

  1. さっと黙読する
  2. 気になった場所の地図を確認する
  3. 探しに出かける
  4. この辺りかなと思う場所を見つけたら
    もう一度読む

*出かけるのはいつでもいい
**出かけなくてもいい

「演劇の町―豊岡」より引用

 

この時点で、この本の中にある言葉はきっと素敵だぞ!と思わせてくれますね。
読み進めていくと、会ったことの無いはずの語り手の声や見たことのない、
というか、もはや存在していないはずの場所で起きた出来事が頭の中で再生されて
「あれ、私これ知ってる……?」という錯覚まで起きてきました。

しかも幸運なことに私は豊岡に住んでいるので、
絶対この場所を見に行くぞ!みつけるぞ!
と、ひとりぽっちのお部屋で盛り上がっております。

ぜひ皆さんも、お手元に豊岡を。

 

▼お買い求めはこちら
〈配送〉のご注文 ―9/26㈰まで

〈豊岡市内の販売店舗一覧〉―9/20(月・祝)まで
・ブックストア・イチ(城崎)
・文森堂(江原)
・とゞ兵 todo bien coffee(豊岡)
・本と暮らしのあるところ だいかい文庫(豊岡)
・本と寝床、ひととまる(竹野)

 

▼「演劇の町」の詳細はこちら
高山玲子さんの公式HP