但馬空港にそびえ立つ、謎の巨大な建物…

こんにちは🌟ライターの真りです🐻

 

ついこの間、「観光交通論」という授業の一環で、コウノトリ但馬空港に行ってきました。

コウノトリ但馬空港は、北近畿唯一の空港です。

空港へは、大学からバスに乗って約20分で着きました。

 

私は、地元に飛行場が無かったので、個人的に飛行機を見る機会が少なく、空港に着いてから目の前に飛行機があることに感動して、ずっとそわそわしていました(笑)

私は電車が好きで、旅行の移動は電車が定番だったのですが、飛行機があまりにもかっこよくて、たまには飛行機で遠出をするのも良いかなと思える機会になりました✈️💨

 

そして、写真にある大きな建物。

これは、空港の敷地内に実在する建造物です。

実はこれ、但馬空港の電波塔なんです。

名前は、VOR/DME と書いて、ボル・デメ と読みます。

方位を知らせるという意味のVORと、距離を知らせるという意味のDMEというアルファベットが合わさった言葉です。

 

つまり、VOR/DMEは、飛行機に向かって電波を飛ばして、空港の位置を知らせるものなのです📡

 

ですが、今は飛行機にGPSが搭載され、性能が昔よりも良くなり、VOR/DMEが無くても空港の位置が分かるようになりました。

ということで、VOR/DMEは 2021年3月に役目を終え、運用が廃止されました。

 

VOR/DMEがあるところは高台で、豊岡市街地を一望できます。

実際にVOR/DMEが設置されているところまで行ってみると、景色が非常に良く、豊岡の大自然を感じられてとっても気持ちが良かったです😎

 

また、飛行機が飛び立つところを間近で見ることができます。

VOR/DMEのふもとから見られる飛行機の離陸

このような理由から、VOR/DMEが観光資源として使えるのではないかと考えられ、取り壊しは見送られました。

今では、但馬空港を経営している会社が、VOR/DMEの活用アイデアを募集しています。

 

VOR/DMEの話はここまでとして、飛行機を使うメリットがよく分からない…という人もいるかと思います。

コウノトリ但馬空港を利用する最大のメリットは、やはり、移動時間が大幅に短くなるということだと思います。

豊岡から大阪まで、車や電車で行けば少なくとも2時間以上かかるところを、コウノトリ但馬空港から飛行機でひとっ飛びすれば、なんと約30分で行くことができます!

来年の豊岡演劇祭や、これから豊岡の観光地を訪れたいという方は、ぜひ飛行機に乗って快適に旅行を楽しんで見ませんか?

きっと素敵な旅になること間違いなしです!

 

以上、読んでいただきありがとうございました〜〜🐻🌟