コウノトリ、意外と目つきが鋭い。
こんにちは🌟ライターの真りです🐻
最近、とある授業で、私はコウノトリの郷に行く機会がありました。
コウノトリと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?💭
コウノトリは、赤ちゃんを運んでくる鳥だというイメージ持っている人が多いのではないでしょうか?
私もその程度のイメージしかなかったのですが、実際にコウノトリの郷の職員さんや飼育員さんにお話を聞きにいってきたところ、コウノトリについて面白いことが分かりました!
なので、それを皆さんにも共有したいと思います!
飼育員さんがくれた魚を食べるコウノトリ
《コウノトリの郷って?》
豊岡市祥雲寺にあります、正式名称「兵庫県立コウノトリの郷公園」は、コウノトリの野生復帰事業を行っているコウノトリ保護施設です。
野生復帰事業は2005年から行っていて、今では200羽以上ものコウノトリが全国に羽ばたいています。
《コウノトリ、実は……》
①コウノトリはとにかく強い!
コウノトリは、日本の天然記念物です。
また、コウノトリは絶滅危惧種で、か弱いイメージがあるかもしれませんが、実は、コウノトリは湿地生態系で最強の生き物なんです。
体長は平均で1m超え、その大きな体に比例して、巣は直径2mの大きさです。
コウノトリは肉食で、主なエサは田んぼに棲むイナゴ、ドジョウ、カエルやザリガニなどです。
それらよりもっと大きなサイズの、モグラやヘビも食べます!
1971年に、野生のコウノトリが絶滅してしまいました。
それは、コウノトリの生きる力が弱かったからではありません。
太平洋戦争の頃、人が油を採取するためにコウノトリが巣を作る松の木を切り倒したり、害のある鳥だとして人が乱獲したからなのです。
②コウノトリは危険な鳥!
コウノトリは、大きくて鋭く、非常に硬いくちばしを持っています。
コウノトリ同士でケンカすると、どちらかが命を落とすこともあるそう😱
コウノトリの郷の飼育員さんいわく、コウノトリのくちばしには絶対に指を挟まないように気を付けている、とのことでした。
さもないと、とんでもないことになるんだそうです…😇
コウノトリの郷でエサとして与えられているのは魚です🐟🐟🐟
コウノトリは、活きの良い生きたままの魚をその大きなくちばしでバクバクと食べます。
大きなバケツに入っていた大量の魚はあっという間に空っぽになります。
③コウノトリには鳴き声がない?!
コウノトリには鳴き声がないことをご存知でしょうか?
生後1年ほどまでは鳴き声があるのですが、体の成長に発声器官の成長が伴わず、成鳥になると鳴かなくなってしまいます。
ちなみに、生まれたときはギャーギャーという恐竜のような鳴き声を上げます🦖
やがて成鳥になると、くちばしを開閉させてカンカンと音を鳴らします。
これは「クラッタリング」といって、警戒した時などに鳴らす音なのだそうです。
ドアをノックしてエサを待つコウノトリ
- いかがだったでしょうか?
飼育員さんに話を聞いたところ、コウノトリは大きくて初めは怖かったけど、飼育しているとだんだん可愛く思えてくるのだそうです💓
私も実際に目の前で見てみて、確かに迫力があるなと感じました。
ですが、飼育員さんがエサを持ってこようと、コウノトリがいる檻に近付いたときに、コウノトリは飼育員さんが入ってくるドアに接近して、くちばしでコンコンとノックしていました。
きっと、エサが待ちきれなかったんだと思います。
これは…かわいいかもしれない…(私の所見)
ということで、豊岡に立ち寄った際には、ぜひコウノトリの郷公園に立ち寄って、コウノトリの生き生きとした様子を 生で見てみてください👀
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました〜〜🌟🐻