初心者🔰必見!演劇を100倍楽しむ方法

こんにちは! Hello!

ライターのふじです。

すでにこちらのブログでもお知らせがありました通り、今年の豊岡演劇祭は感染拡大のため残念ながら中止となってしまいました。

が!引き続き演劇や豊岡にさまつわる有益な情報をお知らせしていきますので、ぜひお楽しみください。

 

本日は、そもそも演劇ってどうやって観るの?という演劇初心者の方に、実際に私が行っている演劇鑑賞のヒントをご紹介します。

 

演劇鑑賞の3ステップ

①作品背景を調べよう

学生のときに芸術鑑賞で観に行ったけど、なんとなく「わからなかった」という経験ないですか?

そんな方には、事前に作品の背景を調べることをおすすめします!

これがなぜ重要なのか。

例えば、アメリカンジョークを面白いと思う日本人は少ないですよね。。。

私も留学中に色々な国の人にその国のジョークを言われましたが、いつも苦笑いをしてました😅

理由は、その文化や慣習に馴染みがないからです。

演劇作品を見るときも同じです。

有名なレ・ミゼラブルという作品がありますが、これも19世紀フランスの混沌とした複雑な時代背景を知っているからこそ、主人公ジャン・バルジャンや革命運動に躍起になる学生たちに共感できるわけです。

もし、そんな時間はない!という方は、その作品が喜劇なのか悲劇なのかということだけでも、知っているだけで観るときのモチベーションが変わりますので、ぜひ試してみてください!

(ミステリーなどはあまり調べすぎると逆にネタバレになるので注意してくださいね😶)

 

②実際に観てみよう

次に迷うのが、「どの席で見ればいいの🤔?」ということかもしれません。

これは、作品や自分が何を重要視するかで変わってくるので一概には言えませんが、一般的には、映画を見るときと同じで、横は真ん中(センター)、縦は真ん中より少し前方(縦に20列あったら、6列・7列あたり)がベストな席と言われています。

個人的には、

前方席→臨場感MAX。役者さんの繊細な表情を見たいときや、自分がその作品の一部になりたいとき。

後方席→舞台全体が見えるので、俯瞰的に観たいとき。舞台セットをしっかり見たいとき。

で使い分けています。

作品によっては、おすすめの位置というのがあったりしますので、すでに何回か上演されていたり、再演(同じ演目をもう一度上演すること)される演目であれば、ネットなどでチェックしてみてください!

注意したいのが、劇場によって同じ番号の席でも見え方は全く違うということ。

例えば1階前方席に段差がなく前の人の頭で遮られてしまうということや、逆に段差が高すぎて2階、3階席だと高所恐怖症の方には怖いと感じる席もあったりします😥

購入前には劇場HPや直接電話で確認することをおすすめします。

 

③レポ(感想)を書こう

観劇のあとは、レポ(感想)を書くことで、さらにその作品への理解を深めます。

最初は2,3行でも大丈夫です!

大切なのは、面白かった、つまらなかっただけでなく、なぜそう感じたのかというのを建設的に書くことです。

SNS等読み手がいる場であれば、その人達にとっても有益な情報になり、いいねをたくさんもらえること間違いなしです😊

 

演劇は学びの宝庫

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、演劇は芸術にふれるということ以外でも、様々なメリットがあります。

 

まず、演劇作品には原作があったり、実際の歴史や社会問題などを題材にしていることが多々あります。

つまり、、、作品背景を調べるだけで社会の勉強になるということです!

実際、私は「ベルサイユのばら」という作品が大好きなのですが、フランス革命を舞台にした演目なので、高校の世界史の授業のときにドヤ顔できた思い出があります😏

作品背景も理解もできて、知識も身につくなんて一石二鳥ですね!

 

また、レポを書くときは建設的にという話しをしましたが、これは今仕事でも求められる能力ですよね。

私も社会人時代には耳にタコができるほど聞きました。。。

しかしこれが意外と難しい。どうしても感情的・感覚的になってしまうんです。

演劇を観れば、楽しみながらその練習ができるので、これまた一石二鳥です!

 

最後に、昨今のグローバル化において演劇を含めた芸術分野への教養というのはかなり必要不可欠になってきています。

留学や海外企業との取引を経験してきましたが、海外、特に欧米諸国の方々は本当に芸術への関心が高いです。

ご飯を食べに行く感覚で、劇場や美術館に行きます(笑)

そんな方々と関わるときに、なにか芸術作品を知っていれば話のきっかけになりますし、向こうからも教養のある人だと認めてもらえやすくなります。

 

演劇は意外とリーズナブル

よく言われるのが、「演劇って高いんでしょ?」ということ。

確かに、いい席では、10000円以上かかることも少なくありません。

毎回諭吉様が飛んでいくのはつらいですよね💸

しかしご安心を!比較的安価に演劇を楽しむ方法はたくさんあります。

 

①後方席を取る

演劇はライブや映画とは違い、基本的に席の位置によって値段が変わります。

前方席は高くても、後方席になると3000円くらいで観られたりします。

前方に比べ臨場感は劣りますが、オペラグラス(双眼鏡)を持っていけば役者さんの表情も見えます。

ちょっとおもしろそうだから観たいなーくらいのモチベーションの際はおすすめです。

 

②小劇場での演目を観る

臨場感も味わいたい、でもお金はないという方におすすめなのがこちらです。

数百席というキャパ(収容人数)の劇場では、前方席でも5000円以下で観られることが多いです。

 

③割引を利用する

演目や劇場によっては、学割やU〇〇(〇〇歳以下の特別チケット)、シニアチケットを用意していることもあります。

いいときには半額以下の値段で観られたりもしますので、ぜひチェックしてみてください。

 

④ライブ配信を観る

感染症拡大の影響でなかなか外に出られないということから始まったライブ配信!

映像にはなりますが、ご自宅からライブで演劇を楽しむことができます。

今では多くの演目で採用されており、価格も3000円くらいとお手頃です。

住んでいる場所的に劇場に行くのにもお金がかかるという方におすすめです👍

家族や友人同士で一緒に見れば、1人あたり1000円以下で観られることも!

 

いかがでしたでしょうか?

この記事をきっかけに劇場に足を運んでいただけたら。さらに演劇を楽しんでいただけたら。とても嬉しいです!

そして来年はぜひ演劇玄人となって、演劇祭にお越しください😄

 

それでは、また! See you soon!