こんにちは! Hello!
最近日も短くなって、夜が長くなりましたね🌙
豊岡の夜は地上の明かりが少ないので、星がきれいに見えて、毎日空を見上げるのが楽しみです!
さて今回は、CATの授業紹介でございます!
CATはクウォーター制を採用しており、今は第2Qということで、実習が多くなっております。
その中の1つに「豊岡演劇祭」があります。
公式・フリンジプログラムや、広報・チケット販売、観光、交通等いくつかのチームに分かれ、運営のお手伝いに携わらせていただく・・・予定でした。
しかし、皆さまご存知の通り感染拡大の影響で演劇祭が中止となり、さらに様々な事情も重なり、今年はオンライン授業へ変更😭
それでも、先生方・ゲストの方による貴重なレクチャーを受け、個人リサーチや同期とのディスカッションを通して、来年に向けて多種多様なアイディアを膨らませました!
豊岡演劇祭を、色々な人にとって、より良い演劇祭にしていくために。
出身はバラバラなCAT生たちですが、豊岡・但馬地域のために何ができるかということを本気で考えています💪
青年団『東京ノート』
実はCAT生、この実習の一環として、豊岡演劇祭で上演が予定されていた青年団の『東京ノート』のゲネプロを特別に鑑賞させていただきました。
豊岡演劇祭が中止となり、精神的にダウンしていた学生も多かった中、大変大変貴重な機会をいただけて、本当に感謝です。
『東京ノート』は1994年に東京のこまばアゴラ劇場で初演を迎え、翌年の岸田國士戯曲賞(演劇界の芥川賞と呼ばれる)を受賞した作品です。
未来のどこか、東京のとある美術館を舞台に、絵を寄贈する人と学芸員たち、何やら複雑な事情を抱えた兄弟姉妹・夫婦、元家庭教師と教え子、学生、カップル等。
そこに訪れる人々の様々な人間模様を描き出しています。
一方で、この時代はヨーロッパでは戦争が起こっており、戦火を逃れるため、フェルメール等有名な絵たちがこの美術館に避難しているという設定となっています。
登場人物の中には、反戦運動に参加するもの、兵に志願するもの。そんな会話もあります。
戦争という社会の問題と、人間関係の悩みというような個人の問題。
相反する2つが会話の中で淡々と同時に流れ、そのコントラストが素晴らしかったです。
ちなみに、今回会場として選ばれたのは、私達の大学の学術情報館(図書館)です📚
写真でおわかりのように素敵な大階段がある場所です!
階段下を美術館のロビーのように扱い、芝居は主にそこで行われました。
役者は下手上手(左右)から入ったり出たりするのではなく、なんと階段を上り下りします!
階段脇に入れられた本も相まって、まるで本当の美術館にいるかのようでした🖼
『東京ノート』は10月には大阪の枚方、香川の善通寺でも公演が行われる予定です。
興味のある方はぜひ青年団のHP等をチェックしてみてくださいね😄
演劇は続くよどこまでも♪
今回は残念な結果に終わってしまった豊岡演劇祭ですが、その火はまだ消えません!
これまで学んだこと、そしてこれから学ぶことを通して、来年に向けてさらにパワーアップして皆さまを迎えられるように頑張りますので、温かく応援してくださったら幸いです😊
それでは、また! See you soon!